元うつ病アラサーオタク女の記録

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読んだ本(アメリカン•プリズン)

生理前って気分が悪くてあんまり読書も進まないしスケートは何もかもが上手くいかない気がしてうんざりするし、はー女の身体って本当クソ。

生殖に特化しすぎて活動するようにできてない気がします。

子どもできるまではピル飲めないのが本当辛い。早く2人ほど産んで生理から解放されたいw

 

などと近況でした。毎月だけどな!!

 

では最近読んだ本へいきましょー。 

 記者がアメリカの民間刑務所に潜入して調査してきたよ!っていうルポです。

まず日本人からすると、民間刑務所、とは…?となりますよね、私も何のことかよくわからなかった。

刑務所機能を州政府が経費節約のために民間の会社に委託してるってことみたいです。さすがアメリカ…。刑務所を民間に委託するとか正気?

もちろんこの嫌な予感は当たります(笑)

民間刑務所運営会社は州政府より囚人一人あたりいくら、で報酬が支払われます。てことは、囚人にかけるコストを削減すればするほど儲かるわけだ!w

こんなの強欲経営者は囚人を奴隷並みの扱いにするっきゃない!よね!

食事はアメリカの農水省的機関が定める基準を大幅に下回るし、職員の時給は9ドルでマック並みだし、職員の数は囚人170人に一人とかだし、もちろん職員は訓練なんか受けないし、病気の囚人は医療費負担しないといけないから死ぬまで放置だし、更生プログラムなんて有ってないようなものだし、こんな状況では秩序どころか囚人同士の暴力沙汰だって放ったらかし。

あとは受刑者を単純労働させればその製品からも利益を得られて完璧!

…いやー人間とは思えない思考回路ですね…。アメリカの強欲経営者、すげぇよ…。

まさに現代の奴隷制ですね。これ、黙認してる州政府も極悪だな。

 

実はこの囚人実質奴隷制システム、アメリカの伝統なのである…。

奴隷制廃止になって、労働力が欲しい!てなった時に、じゃ囚人を今まで奴隷にやらせた仕事をやらせれば解決じゃん!という思考でね、やってた歴史がアメリカにはあるんだ…。

 

内容はTHEアメリカの闇って内容で面白いんだけど、いかんせん長い、冗長!途中でギブして最後のまとめに飛びました。メンゴー。

なんで翻訳本(洋書)ってこんなダッラダラ書くんですかねー。

しょうもない会話とかいちいち書きすぎなんですよ。あと目次がなくて全体の話題を把握しにくい。

その辺がもうちょい洗練されていれば最後まで読んだんですが。

あんまり時間ないヒトは最後のまとめだけでもいいかな。それだけだとちょっとエピソードが少ないから、何章かだけピックアップして読むといいかもw

日本はアメリカの真似して民営化するのが大好きになっちゃってるので、民営化の弊害例を知ると言う点でたくさんの人に読んで欲しい内容ではあるかな。