元うつ病アラサーオタク女の記録

読書記録 筋トレ・健康について 大きい胸のファッションについて など 

赤ちゃんの名前をいろいろ考える

赤ちゃんがあと2か月くらいで産まれる予定なので、そろそろ名前を考えようと思い、図書館で名づけ関連の本を借りてきました。

 

1冊目

これは名づけの参考にはならなかったな(笑)

心愛とか光宙とかキラキラネームをつけるのはなぜ?ということに迫る本…ということで、キラキラネームをつける親へのインタビューとかがメインなのかな?と思いきや

全くそんなことはなく…。

無理な読み方はもはや「日本語の伝統」なのではないか、というお話でした。

 

2冊目

名前は世相を反映しており、その時代で渇望されているもの、手に入れたいけど手に入っていないものをつける傾向がある、という話は興味深いですね。

戦時中、45年の敗戦が近づいてきてイケイケ状態から転落していた時は、「進」「勝利」とか勇ましい名前が増え

昭和前半の食糧不足時期は「茂」「豊」

70年代は経済成長と共に日本中が仕事人間になり、家族のコミュニケーションが減った結果「愛」のつく女の子が増えた

などなど

現代はどうなのかというと、都市化が進んで自然に飢えているため、海、陽、桜、月、蓮、翔などの字が増えているのでは、と考察されていました。

大、優といった漢字も人気で、いかに現代日本人がスケールの大きさや人のやさしさに飢えているかを表している、らしい。

名前は幅広い年代の人が難なく読めること、男女の区別がわかりやすいこと、がやっぱり良いなと思いました(こなみ)

 

3冊目

これ名づけ関係ないですね(笑)いやほら、教育も色々考えなきゃなって思ってとりあえず目についたやつを借りたっていうか・・・。

男性のビジネスリーダーに対して、育児や家事に対する取り組み方や考え方をインタビューした短い記事をまとめた本。

Q&Aでは「将来の教育プラン」「習い事は?「お小遣いは?」「スマホやゲームなどのデジタルデバイスは?」といった教育方針について全員に聞いているので、考え方の違いが明確になって面白かった。

結局のところ…正解なんかないなーということ。

公立派も居れば、ビジネスリーダーの財力をフルに使う気満々(インターナショナルスクールやら、私立の小中高やら)の人も居るし。

デジタルデバイスも同じ。みんな色々。

結局親が自分なりの考えを持って、それを貫くだけだなという感じ。

うちは高校まで公立でいいかな…。私も旦那も地方出身、今も地方住まいで若年から受験させる文化圏に育ってないし。

お金もめちゃくちゃかかるし。

本人がやりたいと言えばやらせるけど、そうでないならやらせようとは思わないかな。

習い事はチームスポーツやらせたいですね。体力は人生のうちでずっと大事だから体力つけてほしいというのと、何するにもチームワークは必要だと思うので。

 

4冊目

これも名づけじゃないやーつ。

「からだの脳」「こころの脳」「おりこうさん脳」の発達には順番があって、「からだの脳」という土台をしっかりしないといけないよ。

「からだの脳」の発達には、規則正しい生活としっかり睡眠と栄養が大事だよ。

しつけというと習い事をさせたりお勉強をさせたりが思いつきがちだけど、親が子供のやりたいことに根気よく付き合ってあげたり、身の回りのことをできるようにしていくことが大事だよ。

などなど書いてあることはある意味当たり前かもしれないけど、習い事や教育情報に溢れかえった現代では、意識しないと抜けがちになっちゃうことじゃないかな~と感じました。

21年度のまとめ(妊活と妊娠生活メイン)

一年ぶり・・・・?久しぶりすぎてびっくり。

趣味だし描きたいときにかけばいいよね、うん。

 

自分用メモも含め、21年度の1年を振り返っていきたいと思います。

 

4月から数年の期間限定で別部署に異動になりました。なんというか、勉強のための異動という感じで責任ある仕事を任されるわけではないのですが…

やはり新しい環境なので緊張しましたね。

異動先が引っ越しを伴うような場所じゃなかったのは助かりました。

異動先のほうが在宅勤務などしやすい環境だったので、後々書く妊活とか妊娠期間を過ごすのであればこっちにきて当たりだったなーと思います。運が良かった!

最初は年度初めで色々と手探りだったせいか結構暇でした(笑)

 

あと早く妊娠したい!という希望があったため、不妊治療にも通い始めたのが4月ごろかな。

もう30歳過ぎになるもので、2人欲しいならリミットが近いという焦りがすごかった・・。

20年度の夏くらいから自己流でタイミングをとって性交渉するようにしていたのですが、旦那の性欲や体力が病気をしていたこともあり戻り切っておらず…、

思うように排卵日前後に性交できず、もちろん結果は伴わず!(笑)

一通りの検査を終えて特に異常がないことを確認し、通水検査(痛かった・・・)もやって、5月くらいから9月くらいまで、卵胞の成長具合からタイミングをとるということを4回くらいやりました。

残念ながらタイミング法では全く妊娠できず…

先生から人工授精に進むか、もう少しタイミングをやるか選ぶようにと言われ、即人工授精にしますと答えました(笑)

先生からもタイミングで5回以降やっても大して確率は上がらないとか聞いてましたし、特に自然派的な思想もないですし、妊活エッセイや本でダラダラ同じことを続ける意味はあんまりないというのを学習していたので!

読んだ本はこれです!安心と信頼のブルーバックス

世の中変な妊活本が多すぎるのでまともな本はありがたいです。

10月に人工授精1回目を行い、そこで運よく妊娠できましたー!

妊娠検査薬で陽性が出た時は嬉しかったですね…。やっとという感じで‥

妊活中は人工授精で妊娠できなかったら次は体外受精か…一回数十万のガチャとかお金かかるな…とか、そこまでして欲しいか?とか、旦那は人工授精でできなかったらもういいじゃん体外受精まではやめとこうよ派だし…とか色々考えて結構ナイーブになっていたので、そこから抜け出せたというのも嬉しかったな。

 

そうはいっても妊娠初期は10~15%も流産する確率があるということを聞いていたので、あんまり喜びすぎないようにセーブしていました。

運よく流れず生き残ってくれたらいいな~流れてしまってももうそれは受精した段階から運命的に決まっているようなもの(染色体異常ら多いそうなので)だからな…という風に構えていました。

職場への報告は安定期(12週以降)かなっ☆とか思っていたら、11月にはつわりが始まってまして、職場にも報告せざるを得ない形になりました。

つわりは非常に個人差あるようですが、私の場合は

・常にめちゃくちゃだるい、眠い

・常に船酔いしたかのような気持ち悪さが続く

・基本何食べても吐き気はずっとある

・臭いのきついものがダメになる

旦那が好きで作るインドカレーはマジで臭かった。

納豆・キムチ・にんにくあたりも臭いが本当に無理になった。

シャンプーとかも無香料に変えました。香料の臭い、気分が悪くなる。

・脂っぽいもの全般がマジで無理、考えるだけで吐きそう

ネットでよくマックポテトは食えたとか聞くけど私は絶対無理!!でした。

・肉は臭いから全般的にダメ、青魚とかも論外

なんか獣臭さとか生臭いものに異常に敏感になりました。

・甘味料臭いもの(ゼロカロリー系、カロリーオフ系)、カップ麺・インスタント麺類は全般NG

添加物とか参加した油の臭い、無理。

・好きだったものが全くおいしく感じなくなった

いちご・りんご・柑橘類が大好きだったけどつわり中は一切食べなくなりました

・食べられるものがコロコロ変わる。ただ何食べてもそんなにおいしいとは思えない

お米が良いと思ったら次の日にはマジで無理になってたり、自分でもわけがわからないよ状態。

一時期はお寿司がおいしくてスシローに毎日行ったかとおもいきや急に嫌になったり。

比較的安定して食べられたのは冷たい昆布おにぎり(コンビニのやつ)、パイナップル(生)

うどんはダシの臭いがくさいな~と思いつつもなんとか食べられることが多かった。

・グレープフルーツ最高!!!!!

水すらなんか臭くて飲むのが嫌だったから、水分補給はグレープフルーツ100%ジュースがメイン。

生のグレープフルーツがあらゆる食べ物の中で最も美味しかった。

・乗り物酔いがひどい

通勤のバス、電車が気持ち悪くて悪くてしょうがなかった。在宅しまくってなんとか乗り切った…。

 

お腹がちゃんと減るのがだるかったな…。何食べてもそこそこ気持ち悪いから、もう食わなくていいならそのほうが嬉しい的なね。

時々、つわりになる前の記憶でおいしかったもの(王将のニンニク激マシ餃子)を我慢できずに食べちゃうんだけど、胃もたれと気持ち悪さで夜寝れなくなる程度には気分が最悪になる(笑)

Twitterに色々当時の気持ちが書いてあって、今となってはちょっと懐かしい。

 

 

あと妊娠してからブラを買い替えました。

別記事に大きい胸の人用マタニティブラについて書きたいなー。

 

12週でつわりがピタッと収まったりということは全くなく、12週くらいからだるいのが少しずつ抜け始め、食べ物や臭いに関しては13週くらいから徐々に楽になっていった感じです。

16週くらいにはほぼ症状がなくなりました。

長かった・・・・・。

18週くらいからは、つわりで食べられなかったものを食べたり、食べ歩きしたりと結構楽しく過ごしました。この時が一番楽しかったな(笑)

 

今26週なんですが、もうだいぶお腹が大きくなってきてつわりの時とは別の大変さがありますね。

・何するにもお腹がつっかえて動きづらい

 家事はほぼ旦那任せです。できるときにできることだけやってます。

 いつも歩いてる駅までの道のり、普段なら20分ちょっとなのですが今は40分以上かかります。歩くのも遅くなりましたし、すぐお腹が張るので休み休みなので。。

・血圧足りてなくて貧血ぎみ

・すぐ疲れて休みたくなる、常に眠い

・体重コントロールが大変

 といっても通っている産院はゆるいので、そこまでうるさく言われたわけではないのですが。めちゃくちゃお腹空くのにいっぱい食べられないのは辛い!

 

妊娠生活早く終われ~~~~と念じて早26週、あと100日程度で予定日です。

つわりもきつかったし、胎動はなんかエイリアンが動いてるみたいでちょっと気持ち悪いし(笑)、キラキラ愛情あふれるプレママ♡感は全くない妊娠生活ですが、まあこんなものでしょうねw

読んだ本(アメリカン•プリズン)

生理前って気分が悪くてあんまり読書も進まないしスケートは何もかもが上手くいかない気がしてうんざりするし、はー女の身体って本当クソ。

生殖に特化しすぎて活動するようにできてない気がします。

子どもできるまではピル飲めないのが本当辛い。早く2人ほど産んで生理から解放されたいw

 

などと近況でした。毎月だけどな!!

 

では最近読んだ本へいきましょー。 

 記者がアメリカの民間刑務所に潜入して調査してきたよ!っていうルポです。

まず日本人からすると、民間刑務所、とは…?となりますよね、私も何のことかよくわからなかった。

刑務所機能を州政府が経費節約のために民間の会社に委託してるってことみたいです。さすがアメリカ…。刑務所を民間に委託するとか正気?

もちろんこの嫌な予感は当たります(笑)

民間刑務所運営会社は州政府より囚人一人あたりいくら、で報酬が支払われます。てことは、囚人にかけるコストを削減すればするほど儲かるわけだ!w

こんなの強欲経営者は囚人を奴隷並みの扱いにするっきゃない!よね!

食事はアメリカの農水省的機関が定める基準を大幅に下回るし、職員の時給は9ドルでマック並みだし、職員の数は囚人170人に一人とかだし、もちろん職員は訓練なんか受けないし、病気の囚人は医療費負担しないといけないから死ぬまで放置だし、更生プログラムなんて有ってないようなものだし、こんな状況では秩序どころか囚人同士の暴力沙汰だって放ったらかし。

あとは受刑者を単純労働させればその製品からも利益を得られて完璧!

…いやー人間とは思えない思考回路ですね…。アメリカの強欲経営者、すげぇよ…。

まさに現代の奴隷制ですね。これ、黙認してる州政府も極悪だな。

 

実はこの囚人実質奴隷制システム、アメリカの伝統なのである…。

奴隷制廃止になって、労働力が欲しい!てなった時に、じゃ囚人を今まで奴隷にやらせた仕事をやらせれば解決じゃん!という思考でね、やってた歴史がアメリカにはあるんだ…。

 

内容はTHEアメリカの闇って内容で面白いんだけど、いかんせん長い、冗長!途中でギブして最後のまとめに飛びました。メンゴー。

なんで翻訳本(洋書)ってこんなダッラダラ書くんですかねー。

しょうもない会話とかいちいち書きすぎなんですよ。あと目次がなくて全体の話題を把握しにくい。

その辺がもうちょい洗練されていれば最後まで読んだんですが。

あんまり時間ないヒトは最後のまとめだけでもいいかな。それだけだとちょっとエピソードが少ないから、何章かだけピックアップして読むといいかもw

日本はアメリカの真似して民営化するのが大好きになっちゃってるので、民営化の弊害例を知ると言う点でたくさんの人に読んで欲しい内容ではあるかな。

読書記録(アルツハイマー征服)

遠くのスケートリンクに行くと移動時間が長いので読書が捗るぅ!

 

サイエンス系のノンフィクション好きなら見たほうがいい!と断言できる内容でした。

最初翻訳本だと思ってたんですよ。

日本人が書いたと知って心底びっくりしてます。分厚いサイエンス系の本って大体翻訳本なので……

内容はタイトルの通り。アルツハイマー病治療薬の開発とそれに関わる人の物語。

Wikipediaの日本住血吸虫症の記事が好きな方なら間違いなく面白いかと。

いろんな人間が、それぞれの立場で動いて、大きなことを成し遂げていく過程というものが大好きなので。

Amazonレビューに内容はいっぱい書いてあるので、まぁ内容については言及しなくていいかなw面倒だしw

感想を書き殴ってくよー。

アルツハイマー征服 (角川書店単行本)

アルツハイマー征服 (角川書店単行本)

 

家族性アルツハイマーの人が出てくるんですが、読んでいて本当に辛かった…。

自分の親が壊れていく様を見てて、自分もああなるかもしれない、でも遺伝する確率は二分の一。遺伝していたら必ず発症する。自分がその遺伝子を受け継いでいるか、知りたいかって言われたら、本当に、心底恐ろしい。

個として扱われるのが当たり前で、自己が肥大化してる現代人の私にとって、アルツハイマーはただ死ぬよりずっと恐ろしい。生きながらに人間じゃなくなるってことだから。

 

結局アデュカヌマブって承認されるんでしょうか……

FDAの諮問委員、審査中のアデュカヌマブに否定的見解を表明:日経バイオテクONLINE

こんな記事もあるので、この感動が台無しになってしまうかも…。

これがダメだったら、また新しいアプローチで新薬が作られていくのかなぁ。

注視したいニューストピックが増えましたね。

 

あ、あと表紙がすごく好きです。

人類の祈りって感じ!と言うとすごく安っぽいですがw

 

 

最近読んだ本(なぜヒトは学ぶのか)

こんにちは、おかかです。

今日はスケートの筋肉痛が残っているのでカフェでゆっくり読書!

今回はこれです

なんで勉強しないといけないの?って子供の時は誰もが思ったことあるんじゃないでしょうか。私もそうです。

技術系の会社員として仕事をしていると、学校で学んだ数学や科学の素地が無いととても仕事ができないと感じるので、学校の勉強って大事だよなーと実感ができるのですが…。

と言ってもこれは理系科目と国語、英語に限ったことで、家庭科とか美術が役に立ったかと言われると微妙な話ですねw

あ、あと社会系の科目ですかね。こっちは政治や社会のことを考える上で最低限の知識が得られるので、社会で生きる上では必須かなと思うので、まぁ。

…などと書いていてつくづく、私は教育というものを、「学校で自分のために学ぶ机上の知識を得ること」と考えているなぁと思うわけです。

 

自分の中で新鮮に感じたのは、まず教育、学ぶことを生物学的に定義してるところ。そこで、自分の普段考えてる教育というものが、めちゃくちゃ狭いってことに気付かされます。

また、生物として変えようが無い遺伝をどう捉えるか、も考えさせられる内容でした。

 

教育の定義とか、考えたことなかったわ。

カロとハウザーの教育の定義によると、

①他者の学習のために、わざわざその行動をやること。
チンパンジーは自分のために木の実を割り続けることはするし、子供がそれを見ようとまとわりつくのは許すけど、子供が木の実を割るのが上手くなるように、積極的に手本を見せるわけじゃ無いってこと。こういう行動は教育の定義から外れるってことね。

②教える側にとっては、直接の利益が無いこと
時間取るってコストだもんね。

③学習が本当に成り立っていること。

教えられた側が何かしら教えてもらったことをもとに行動を修正したらOK。

この定義面白いよね。虐待とかで、教育のためにとか躾のために、とか言うのよくあるけど、教育する側とされる側が内面で何を思っていても関係無いってところがね。

 

この教育を、人間は積極的にやるわけじゃん。

コストもかかるのに。じゃなんでこんなことやるの?って思うんだけど、もうこれは本能に近いことなんだなぁ...、というのが理解できました。

赤ちゃんとかの例が紹介されてるんですが、それを見ると、ホントに誰に習うわけでもなく、自然と他者から学習し、自分が学習した内容を他者に示すのがヒトって種なんだなってわかりますw

人間の種としての生存戦略が、お互いに教え合って、学習しあって、生き残る可能性の高い手段を身につけていくってことなんだろうな。

この生物学的な教育の本能が文化に拡張されて、学校制度、つまり制度としての教育が出来ていったんだな。

いやー面白い。常々言ってるんですがやっぱり人間もナマモノですね!

 

ここで生物学的な観点、行動遺伝学では、

先生の教え方や本人の中で変えられる要因の違いの影響はわずか20%で、遺伝の影響は50%、残り30%は家庭環境の違いってことが明らかになってるわけですよ。

この数字の算出の仕方が妥当かどうかは、正直わかりませんw一応算出の方法にも言及されてますが私には妥当性までは判断できないです。

ただ実感として遺伝の影響が大きいのみんな感じるところかなと。

 

これ、現代人には残酷に聞こえると思うんですよ。私もちょっと辛くなりましたし。

なんでそう感じるのかなって考えたんですが

根底にあるのが、能力の高さで人間の価値が決まるっていう価値観なのかな、と。

どんな能力の人間でも、平等に尊重してもらえる社会なら、自分じゃないものに背伸びしてならなくても良いわけで

そうじゃないから、努力しても到達できない領域に行きたがるのかなって。

人間は遺伝的に平等だから、努力と環境で学力は伸ばせる!成績が悪いのは努力が足りないだけ!みたいな科学的でない態度は、教育界隈には溢れかえってますけどね。。

ナチスに対する反動ってのもあるんだろうなー。

行動遺伝学の明らかにした事実を真正面から受け止めることは、とりもなおさず、遺伝という自然の生み出した多様性が、人間が作り出した価値観や社会制度によって、格差や差別につながるようであってはならないという発想に繋がっていく、その結果、真の意味での「人間はいかなる遺伝的差異があろうと平等でなければならない」という価値観を支えるものになると私は考えています。

ここ!同意しかないです。これってつまりは人権思想なんだと思うんですよ。私はこれが人権の本質だと思ってますね。

メンタル悪化のサインまとめ(自分版)

どうも。おかかです。

遂に社会復帰だ~~!イェーイ!と喜んでる自分には申し訳ないが、私は一回メンタルぶっ壊れてるわけです。

病んでる最中は毎日意味もなく辛いししんどかったし、

何より、動けない期間が20代に何年かあって、今思うとすごーく人生を無駄にしちゃったなーという後悔があるんですね…。

また病んでしまうことが無いようにしたいわけですよ。

メンタルやられた人間はまた悪化しやすいって言いますよね(ぎっくり腰に似てるよね)。

ここで張り切りすぎてはいけない!と、新生活で張り切りすぎてしまう悪い癖を戒めたい。

なので、これからはメンタルを病まないように、自分なりのメンタル悪化サインをメモっておこうかなと。

  1.  自律神経がまともに働かない
    症状の例
    1)どこに居てもずっと緊張状態
    リラックスしてる時がない。ずっとソワソワしてたり、何かしていないと落ち着かない。でも生産性のあることとか、難しいことはできない。
    2)寝たら寝たでずっと起きれない
    12時間とか余裕で寝ちゃう。
    3)寝ようとしても寝れない、寝れないままベッドに寝転んでるのが辛くてすぐスマホいじっちゃう
    4)1~3が合わさった結果生活リズムめちゃくちゃ
    5)微熱が続く
  2. 趣味との距離感がおかしくなる

    症状の例
    1)作品をむさぼるように読む。楽しんで読むって言うより、逃避というか。
    2)公式・ファンに対して許せないことが増える。趣味だし、とか二次元だし、ていうかオタ産業は商売だし、っていう客観的視点が欠ける。公式の展開が異常なまでに許せなかったり、特定のファンについて悪口言いまくったりする。
    平時だといくら好きな作品でも、「まぁ所詮は商売だしね・・」って冷めてるところがあるんですよ。メンタル悪化すると冷静になれなくなっちゃう。

  3. 常に何かに追われている気になる
    あれやりたい、これやりたい!っていうエネルギッシュで前向きな気持ちというよりは、あれもできない、これもできてない、もっとやらなきゃ…という気持ちがヤバいサインかな。
    元々、色々なことにチャレンジしたい性格なので、自分の中で、「これは私がやりたくてやってるのか、やらないといけない気がするからやってるのか」を問うていくことが大事かなと。

 

慢性的な疲労とか、自律神経失調症の症状としてよく言われるんですが、、

正直慢性的疲労がデフォになるとわからなくなるので、あんまり参考にならないかな。

疲労感って社会人やってたら多かれ少なかれあるじゃないですか。あれとどう違うのか、メンタルが悪化してるときにはわかんないの。

なまけたいだけかな?とか思っちゃって。

今思うと疲れてるとか怠けたい自分の身体の声を聴け!!って思うんですけどねw

 

メンタルのケアって、個々人ですごく差があるので自分なりの答えを見つけておくのが良いのかなって思います。

 

最近読んだ本(教養としてのヤクザ、最貧困女子他)

どうもこんにちは、おかかです。

最近読書がたくさんできてとても楽しいです。

と言ってもまた飽きて来たので、ここ一ヶ月くらいはスケートがブームですw

でもスケートするなら移動時間がめちゃめちゃ長いので結局強制的に読書はするハメに。。

あっあと職場が変わって都会に通勤することになり、利用できる図書館が増えましたw今住んでるところより何倍も蔵書がある自治体なのでそこは嬉しいです!

借りてる本なので返却期限もあるしサクサク行きましょう!

 

一冊目!

職業としてのヤクザ(小学館新書)

職業としてのヤクザ(小学館新書)

 

フィクションでデフォルメされたヤクザ像って実態はどうなのー?という本。

裏社会に詳しい溝口さん著なので安心w

感想としては

現代ヤクザはたいへん。銀行口座も作れないし、普通にバイトしても詐欺罪になるし(どうも暴力団関係者というのを隠して就労する=詐欺という論理らしい)。

昔と違って暴対法があるから生業も持てなくて、これはもはや「法の下の平等」に反しているのでは?という視点は面白いね。そこは訴えないのかよ!と筆者もツッコんでたけど、もうそんな元気もないだろうともいってた。

これからヤクザは衰退するだろう、とも。

まぁ犯罪集団が堂々となんとか組とか名乗れたのが変と言えばそうか…、

半グレというアングラ組織が台頭していくんだろうなぁ。

 

次、はい。

最貧困女子 (幻冬舎新書)

最貧困女子 (幻冬舎新書)

  • 作者:鈴木 大介
  • 発売日: 2014/09/27
  • メディア: ペーパーバック
 

 

我ながらまた気が滅入りそうなものを選んでるなぁ…

なんでか私は貧困問題に感心があるんだよな、なんでだろうな。

自分も病気だったから、いつ生活に困ってもおかしくないって思うようになったのかもしれない。

あるいは家が学費免除をもらう程度にはお金が無かったからかな。。

それか、そこそこの生活が私は出来てるんだって安心したいのかもしれない。資本家の思う壺だわ。

 

で、話を戻すとだな

よく性風俗は女性のセーフティーネットだ、とかいうのネットで見るんだけど、前々からそれには反発しかなくて。

それが言語化されてるのがこの本はよかった。

可愛いとか、コミュ力とか、デリヘルなら本番せずに男を射精させる技術とか、ハナからこうした「自己資産を持たない少女」(つまりは、「デブでブサイクで性格の歪んだ少女」)は、路上のセーフティネット(=性風俗)の救済の対象外なの。

当たり前といえば当たり前だよね、スカウトとかホストとかの「路上の支援者」は性産業で稼げる素材てことが前提なんだもん、ってこと。

 

この言い方嫌いなんだけど、ハッとしたのは

知的障害があっても、自分で稼いだお金で好きなものを買いたいってプライドもあるってこと。

そりゃそうだよね…、当たり前のことのはずなのに、助けられる分際でって、心のどっかで思ってるんですよね、やっぱ。

それと同じような例は学童の話でも持ち上がってて、

取材した家出少女の中には学童に通ってた子も少なくないらしい。でも「居場所」は得られなかった。

だって学童は出席確認とか連絡帳の提出とかうるさいし、ゲームもないし、親が虐待してきても夜は閉まってるし、ご飯も出ない。

制度よりも私的なセーフティネットのほうが肌触りが良くて、そっちに流れちゃう。

学童も学校と同じで、子供を委託されて管理するだけの場所なんだなって。

当事者が利用したくなる支援というものが、もっと広がってほしいなって私も思いました。

セックスワークを正当な仕事として確立する、それ自体には私も賛成かな。

でもセーフティネットとして扱うのはダメだと思う。あくまでセックスとか疑似恋愛が好きな人が好きでやるものになってほしい。

MMT好きとしては、国が誰でもできる最低限の仕事を作って雇用すべきだと思ってる。

こういう最底辺が助けてもらえないの、可哀想ランキングに自分を載せるのが下手くそだからなんですよね、辛いね。